DCに居たら、停電してサーバルームが・・・

今回は、

「DCに居たら、停電してサーバルームが・・・」

というタイトルでお送りします。

 

ちょうど本日某所のデータセンタに居りまして、

12時52分ごろ、、、サーバルームが真っ暗になりました・・・。

東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)さんの変電所で12時50分に火事があったらしく、その影響で周辺の送電網でも電圧低下が発生し、給電に影響したようですね。
(DC側で受電系統を切り替える際に、、、断したんですかね・・?)

 

今回は、

サーバ等の機器が接続されている電源はCVCF等で保護されていたのでしょう、、、ということで影響は無く、

作業しようとしていた我々が、え?え??と、、、「窓のない部屋で真の暗闇・・・(サーバのLEDだけは見えましたが・・・)」に陥り、慌てていた?だけでした。。。

因みに、エアコンも止まってましたね。。

 

まぁ、、、

照明やエアコンは、、最悪自家発電設備(自家発)起動までの間、落ちても問題ない、、、ということなんでしょうね。
データセンタのファシリティ関連も含めてサービス化するために、入社当時の1年目に色々見てましたが、、、普通?10分以内には自家発が立ち上がるらしいですから、エアコンも止まっていても冷却性能に問題が無い(システムが止まる温度まではマシン内の温度が上がらない)ということなのでしょうね。。。

 

うーん、
クラウドなどなどの話を商材にはしてますが、
やはり物理的に問題が起きれば障害起きてシステムダウンするんだろうなーというものを目の当たりにしてきた日でした。。

 

因みに、古い?技術者(として?)の発言に取られてしまうんでしょうけど、、、

昨今クラウド化は進んではいますが、、、

インフラをやられる方は電機?電器?の基本的な話は知っておくと

障害原因の分析やらクラウド業者やDC事業者の説明のおかしなところにも気づけたりすると思うので、、、、、、

「非常~~」にFundamentalな部分だとは思いますが、知っておくべきだと思います。
(因みに、、、学生時代に研究室で分電盤の大元の方落としたり、、、色々やらかしたことあるからこそ、、、の発言です。。笑)

 

因みに、DC事業者さんが電力の使用量で、分電盤や回路ごとのブレーカ容量よりも少ないのにご指摘をされるのは、、、『何か』があったときに自家発に切り替えるまでのCVCFUPSの容量が問題なんでしょうねー。。想定より使われてると、、、10分持たずに、、、。
・・・・・・
・・・。
多くは語りますまい。。。

 

これは当たり前の話ではありますが、、、

アプリよりな方がたは意識してないですし、、、

我々インフラ屋も改めて気にしてないといけないですね・・・。

 

ご参考まで。