Adobe社のFlashの影響について

今回は、

Adobe社のFlashの影響について」

というタイトルでお送りします。

 

過去のVMware社製品を使っていると、

vSphere5.5以降で間違いなく影響を受ける部分です。

 

はい、vCenterです。

 

5.5:vSphere Web Client(Flash

6.0:vSphere Web Client(Flash

6.5:vSphere Web Client(Flash

  vSphere Client(HTML5

6.7:vSphere Client(HTML5)(ここからやっとHTML5がメインに。)

  vSphere Web Client(Flash

7.0:vSphere Client(HTML5

 

と、それぞれのバージョンの対応を書きました。

6.5からHTML5版がありますが、6.5ではvSAN、NSXなどはFlash版でしか設定・確認できないという問題があります。

6.7からはvSAN、NSXHTML5の方で問題なく利用できる・・・んです。

(同僚の情報によると、6.7でもHTML5の方に一部制約があるらしいんですが、、、参考情報を見つけられませんでした。)

7.0からは完全にFlash版は無くなってますね。

 

ということで、Flashのサポート終了に伴って

6.7以降にバージョンアップをした方がいいわけですね。

 

とはいえ、いろいろ影響などなどを考えるとすぐにはできない!!

という方のために、VMwareさんもKBを提供してくれています。

https://kb.vmware.com/s/article/78589

------引用------

Caution: VMware will not provide support for the instructions below; use at your own risk.

For more information, see the Enterprise enablement support section of the Adobe Flash Player EOL Enterprise Information Page.

For example "mms.cfg"

EOLUninstallDisable=1
EnableAllowList=1
AllowListPreview=1
AllowListUrlPattern=https://FQDN_Of_The_Target_System/

------ここまで------

 

こちらのKBに記載の通り、、、推奨はしないよ、という話ですが、

mms.cfgを編集することで使えるようになります。

6.5以前の環境の方はご参考にどうぞ。