今回は、
「VMware Cloud on AWS と AWS EC2の接続について」
というタイトルでお送りします。
今回も実際の案件で改めて感じた、
「あ、こういうことなんだ」ということに気が付いたことを書いておきます。
今回のタイトルの話、、、クラウド間の接続について書かせて頂きますが、、
VMC on AWS(以下VMC)とEC2をVPCで接続した場合、、、
VPC以降、、、1HOPしか超えられません。。。
これは、、、
具体的に言うとどういうことかというと、EC2から通信する際、VPCを超えて1HOP目に当たるVMCのセグメントには通信ができるけれども、そこから更に(VMCへのDirect Connectなど・・・)ルータ(L3装置)を超えては通信ができないんです。。。
要するに、
VMCとEC2は接続・・・、通信できるけれども、、、
VMCに接続しているお客さんの既存環境からは、この経路を使って直接接続できないのです。。。
残念でした。。。。
終了。
なんて、いうわけにもいかないので、
どうしたら良いか。
それを書かなければ、存在意義?存在価値?が無いので(笑、
勿論書きます。
オンプレから、AWS側に接続する必要があるならば、
AWSに対して、別途直接接続をやるしかなさそうな感じです。
追加費用を掛けずにどうにかする・・・、というのは無理っぽい。
というのは、非常に残念なんですが、
クラウドサービスを使う以上、カスタマイズできない部分として仕方がない、、、のは、こういう所なのでしょう。。。
ということで、結論、
マルチクラウド・・・な時代になったとは言え、「サービス同士が直接つながれる」とか、「サービス間の接続をそのまま使える」とは限らない。
オンプレと、VMCと、EC2を相互で自由?に利用するのに必要なものは
・オンプレからVMCへの接続と、
・オンプレからEC2に接続するための接続
この二つが必要になりそうだ・・・。
ということです。
これは、ランニングコストに関わってくる話にもなりますので、
本当にサービスに必要(不可欠)なのか、、、もともとのサービスの通信経路も含めて本当・・・に整理できないのか?・・・を考えることも必要かなと思います。
ここまで、書かせて頂きましたが、
ご参考・ご検討いただく際の助力になれば幸いです。
ご興味があれば、ご相談・ご連絡ください。