Workspace ONE Accessの脆弱性。。。

今回は、

「Workspace ONE Access脆弱性。。。」

というタイトルでお送りします。

 

今回の話題、、、は、これです。

www.vmware.com

いつもながらソースは、VMware社様のSecurity Advisory (VMSA)です。。。


うーん、、、(また、)WS1Accessですか。。。

。。。。。。

。。。

 

今回は自分に影響がある事象、、、だと気が付いていて、

(自分のユーザ様に関係ある話、、、だったので)

脆弱性の情報提供だけでなくて、対応した話まで纏めておきたい、、、

と思い、若干時間が掛かってのお話です。(言い訳(笑 )

 

そんなこんなで、勿体ぶっていても仕方ないので。。。

 

直近(2022年の10月上旬)において、脆弱性対応のために

バージョンアップ対応を行い、その時点での最新版(21.08.01)を

紆余曲折。。。(×2)くらいで導入したはず...だったのですが、

 

よくよく調べてみて、、

。。。。。。

。。。

??

『おや?22.09なるバージョンがでていたのですか???』

しかも、その現在(2022年12月時点)においての最新版も

今回の「VMSA-2022-0032」の影響を受ける...と...??


うーん、、、やはり、、、

これだけの頻度でVMSAの対象として扱われるコンポーネントは、

オンプレで面倒見切れない......です。。

と改めて再認識しました。。

 

同じWS1括りにされているUEMの方も同様なのかもしれませんが、

オンプレに置くならDMZに置かないといけないものは、、、

(オンプレ版はオンプレ版で、構成に自由が利くなど、、あるとは思うんですが、、、)

脆弱性公開の頻度とその対策工数、、、

さらにその対策をしなかった時のリスクを考えると、

クラウド版に移行していただくべきなのかも、、、しれないですね。。

 

と、前置き的なお話を長々としてきましたが、、、

弊社で導入しているWS1は、、自分が対応しているユーザ様以外は

全部クラウドだということでこの脆弱性の対象外でした。

 

さて、、本題の

今回(VMSA-2022-0032)の対応ですが、、、

21.08.01においてはパッチが提供されましたので、

パッチ適用だけで凌げそうです。。

 

適用方法としては、今回のユーザ様と同様に、、、

WS1Accessは複数台でクラスタを構成していると思いますので、

一台ずつクラスタから外してあげて、

パッチ適用して組み込む。そして動作確認。

というのを繰り返すだけです。

 

実のところ、

22.09については、パッチが提供されていないようなので、

これを導入している場合については、バージョンアップのために

一手間、、、を考えないといけないと思います。

(ちなみに自分は9月時点で21.08.01にバージョンアップした際には、、
 バージョンアップではなく、新規構築でデータを同期させなおしました。。)

 

ということで、

パッチ適用については、今回全台問題なく「予定通り」完了となりました。

 

※懸念していたのは、、構築時にバグとして引き当てていた、、

 クラスタに組み込めなくなる、、、という話だったのですが、

 パッチ適用においては、設定した値は元に戻るということはありませんでした。

masaod94.hatenablog.com

 

ご参考まで。